Qui va loin ménage sa monture.

一口馬主の愛馬の話題を中心に、日々のよしなしごとを書き連ねています。

ディープインパクト×フレンチデピュティ

週末は出張だったのでゆっくり競馬が見られませんでした。

秋華賞はショウナンパンドラが最後の一冠を奪取。

馬場の良い最内を狙った浜中騎手のファインプレーが光りましたね。

ヌーヴォレコルトは外を回った分だけ届かなかったと思います。

最内を突くのは岩田騎手の得意技だけに悔しい結果でしょう。

まあ人気を背負っていたので安全運転を選択するのは仕方ないですね。

勝ったショウナンパンドラはディープ産駒で母父がフレンチデピュティという配合。

もともと相性の良さは知られていましたが、ようやくG1馬が誕生しました。

そしてアヴニールマルシェも同じ配合です。期待が高まりますね~!

 

もう1頭取り上げるのはデビューから5連勝を飾ったエイシンヒカリ。

初の左回りでしたが、ハイペースのラップを刻み続けて逃げ切りました。

しかも最後の直線は外ラチまでどんどん斜行するという破天荒ぶり。

まだまだ荒削りな走りですが、能力は相当高いですね。

まっすぐ走れれば第二のサイレンススズカなれるかもしれません。

今後、中距離路線のスターになれる逸材だと思います。楽しみですね。

 

さて、先週は2頭の愛馬が出走しました。

☆マイネヴァリエンテ(10/18 加用厩舎)

 丹内騎手「馬場の良い福島の芝1200mは前が止まりにくい傾向にあり、周りの馬がスタートから出していきます。こちらはそこまでテンのダッシュが速くないため、促しても中団から後ろになってしまいました。あれ以上ポジションを下げると良い脚を使っても前をとらえられない、と思って気合いをつけていましたが、必要以上に出しすぎると終いに響きそうにも感じました。前の馬に余裕がある分、コーナーで外を回っては届かないでとみて内目の馬群を捌きつつ、3コーナーあたりから進出を開始。直線は1頭分しかないスペースをつこうとして、一度は同じところを狙った馬を押し込められそうだったのですが、相手の勢いのほうが上で弾かれてしまいました。そこで前がふさがって追えなくなってしまっています。500万下条件で馬場の良い小回りの福島コースという今回の条件は、現状、この馬には少しいそがしかったように思います」
 加用調教師「たしかに今回の競馬はこの馬には向きませんでした。次回は距離延長も考えてみたいと思います」
 上がった状態に問題なければ引き続き使っていく予定です。具体的な番組は厩舎に戻ってからあらためて検討していきます。※ラフィアン様より許可を頂いて転載しています。

まさか外枠なのに前が詰まるとは思ってもみませんでした・・・。

あまり騎手批判はしたくありませんが、今回はちょっと酷いと思います。

直線で8番の外に出してれば際どい勝負に持ち込めたはずです。

状態も良さそうでしたし、最後も脚が残ってただけに消化不良ですね。

前走、阪神でモタれて負けたのは馬のせいだと思います。

武騎手も必死に矯正しようとしてましたし、彼の責任ではありません。

ただ今回は進路の選択ミスです。

やはり一瞬の判断ができるかできないかが一流騎手とそれ以外の差なんでしょうね。

これまで「丹内リスク」を身近で実感することはなかったんですが・・・。

今のラフィアンの体制では今後もこのリスクと付き合っていくしかないんでしょう。

コメントからも反省は感じられませんし、いろんな意味で残念なレースでした。

ただ次は距離延長を示唆しているのは希望の光ですね。

遠征の疲れが心配ですが、また次走に期待します。

 

☆ホワイトフリート(10/18 久保田厩舎)

 18日の東京競馬では道中は前目の内を追走して、直線では最後までしっかりと脚を使っているが3着まで。「上手くインコースに入れられましたし、道中はロスなく回ることができて、直線では内がポッカリと空いて狙ったんですけどね。最後まで伸びてくれてはいるのですが、前と同じような脚色になってしまって…。この馬なりに頑張って走ってはくれていますが、少しずつ力をつけて勝負どころでスーっと動けるようになれば理想的ですね。勝てなかったのは申し訳なく思いますが、今日のような競馬を続けていければチャンスはあるはずですよ」(蛯名騎手)「道中はロスなく走ってくれましたし、いい形で直線に入って前にスペースがあったからこれはと思えたんですけどね。悔しい結果にはなってしまったけど、降級前と同様に1000万下クラスでも安定して走ってくれていますし、少しずつ力をつけて来ているのは確かです。またこれから経験を積んでさらにしっかりと走れるようにしていきたいですね。この後はレース後に硬さが出ないかなどを見極めながら、大丈夫そうなら厩舎に置いて次の競馬を考えていきたいですね」(久保田師)勝ち切ることはできませんでしたが、現時点でのこの馬の走りはしてくれたと思いますし、今年に入って堅実な結果を残してくれていることからも、このクラスでもさらに上位を目指すことも可能と言えるでしょう。この後はレース後の疲れがないかを見ながらどうするか判断していきます。※キャロットクラブ様より許可を頂いて転載しています。

再昇級の形ですが、よく頑張った3着だと思います。

休養明けでしたがパドックを歩く姿はキビキビとして好仕上がりでしたね。

外目の枠でしたが、すぐに内ラチ沿いに潜り込んだ蛯名騎手の手綱捌きも光りました。

直線で前が開いた時は「よしっ!」と思ったんですけどね~。

それでも乾いた馬場を考えればタイムもこれまでより早かったです。

このクラスでも戦っていける手応えを感じられましたね。

中2週で同条件のレースがあります。去年も出たレースですね。

体調に問題がなければ、是非そこを目指して欲しいです。