Qui va loin ménage sa monture.

一口馬主の愛馬の話題を中心に、日々のよしなしごとを書き連ねています。

美味巡食(あげづき:神楽坂)

久しぶりのグルメコーナーです。

先日の仕事帰り、夫婦で外食して帰ることになり前々から気になっていた神楽坂のとんかつ屋「あげづき」さんに行ってきました。

このお店はとんねるずの番組内の「ぶらり途中下車の肉」で紹介されていて、ずっと行ってみたいと思っていました。

今回はまさにぶらり途中下車して初訪問です。

 

お店は地下にあり、ネット情報だといつも階段に行列ができているということでした。

我々が訪れた時は平日だったこともあってか行列はなし!

ただ入店後にはすぐ待ちの行列が出来ていたのでラッキーなタイミングだったのかもしれません。

メニューはとんかつの他にも美味しそうな揚げ物料理がありますが、初志貫徹してとんかつを注文。

ここでいつもの「せっかく来たんだから病」を発症して、二人ともちょっとお高めの特ヒレかつにしてしまいました(笑)

「揚げ時間がかかります」との注意書きもあったので、つまみにオニオンスライスも頼んで揚げ上がりを待ちます。

オニオンをつまみながら20分ほど待ったところで、いよいよメインディッシュの登場です。

肉は分厚く、中はほんのりピンク色。衣は普通のとんかつよりは色が薄いですね。

おそらく低温でじっくり揚げているからなのでしょう。

「最初は岩塩で、その後はソースでお召し上がり下さい」とのことでしたが、最初の一口は思い切って何も付けずに食べてみました。

おそらく揚げる前に塩コショウをしているので、何も付けなくても十分食べられます。

というか肉の旨みがダイレクトに伝わってきて非常の美味しい!

ヒレなので脂が少なくてサッパリ。しかしとてもジューシー。そして物凄く柔らかい。

南の島豚というブランド豚の肉を使っているそうですが、あまり流通していないようで、もちろん初めて食べる味でした。

塩を付けると肉の味の輪郭が際立ち、ソースも濃すぎないので肉の風味を損ないません。

衣も薄めなので見た目よりもパクパク食べられます。

ヒレだったせいか、大きなとんかつを食べた後でも胃がもたれる感じは全然ありませんでした。

今まで食べたとんかつの中でも間違いなくトップクラス、いやトップかもしれません。

それくらい美味しかったです。

仕事の帰り道に寄れるので、ぜひ再訪したいですね。