Qui va loin ménage sa monture.

一口馬主の愛馬の話題を中心に、日々のよしなしごとを書き連ねています。

ウインボナンザ 変わり身見られず

先日のドバイミーティング、日本馬の活躍が光りましたね!

力の違いで突き抜けたジャスタウェイ

ピンチをはねのけて昨年の雪辱を果たしたジェンティルドンナ

2頭の走りを見る限り、芝での日本馬の実力はやはり世界トップクラスだと思います。

あとはダートやAWで通用する馬が出るかどうか。

タペタに代表されるAWはアメリカでは見直しの機運が高まっています。

いずれにしても日本の「砂」のダートとは違うので、どう対応していくかですね。

 

さて、先週出走したウインボナンザ。結果は奮いませんでした。

☆ウインボナンザ(3/30 宮厩舎)

 国分優作騎手 前走より馬は良くなっていましたし、今日のひと雨降った馬場も合いそうだと思っていました。ただ、結果的に最後の直線はフラフラと力をなくし気味でしたし、まだトモの踏ん張りも十分ではないように、こういう緩んだ馬場はあまり得意ではないのかもしれません。この馬の特徴を生かして早め早めから肩ムチを入れて促していったのですが、どうしてもジリジリとした脚しか使えないので、3、4コーナーで勝ち馬が外をスッと上がっていった時は反抗することができませんでした。直線も止まってはいないのですが、前の馬たちも同じように踏ん張っていましたからね。僕としては、距離は前回と同じかもう少しあったほうが良い印象を受けましたし、メンバーの弱いローカルでマクリでも放てばそのまま踏ん張りきれそうな雰囲気もあるのですが。結果を残せずすみませんでした。
 宮調教師(中京競馬場からモニター観戦) う~ん、前走と変わらずジリジリとした感じになってしまいましたね。1800mでも少し距離が長いのでしょうか。距離は短いほうがいい気がするので、1600mや1400mあたりの条件を試してみるのも手だと思うんですけどね。またはダートも一度は走らせてみてもいいのかもしれません。馬は少しずつ成長しているだけにもう少しやれるはずなのですが。
 片山駿の目 ジョッキーの考えと同じように、私もレース前は雨で渋った馬場が味方になる気がしていたのですが、ジョッキーのよると「時計の掛かる馬場はいいが、力の要る馬場は良くないかも。また、坂のないコースの方がいいかもしれません」との回答でした。今日はスタートで半歩をほど遅れを取ってしまい、理想より一列ほど後ろの位置取りになってしまったこともマイナスに働いたとは思いますが、それにしても前走を使って馬の状態はさらに良くなっていただけに、今日の走りには物足りなさを感じてしまいました。中央場所としてメンバーも恵まれていただけに上位争いには加わって欲しかったところです。今後については、次走の優先権を逃したことから一旦近郊のグリーンファームへ放牧に出ることとなっており、次走については、5月3日、新潟土曜6R芝1800m若手騎手限定戦に向け、早めにジョッキーを押さえて出走準備を整えていきます。※ウインレーシングクラブ様より許可を頂いて転載しています。
調教の良化から前進が期待されましたが、レース内容はあまり変わりませんでした。
前からそうですが、どうも勝負所でのペースアップに対応できませんね。
であるならもう少し前に付けられれば粘れそうな気もするのですが・・・。
気になるのは適正距離に関してジョッキーと宮先生で印象が食い違うことです。
今回の比較的恵まれたメンバーでも結果が出なかったので、条件を変えてみるのも手では?
さらなる距離短縮とかダートに挑戦とか、いろいろ試して欲しいものです。
新潟の軽い芝はあまり合うイメージが湧きません。
う~ん、何かきっかけを掴みたいですね。