Qui va loin ménage sa monture.

一口馬主の愛馬の話題を中心に、日々のよしなしごとを書き連ねています。

ウインベントゥーラ デビュー戦は2着

正月競馬には愛馬が3頭出走。

その中でウインベントゥーラがデビュー戦で2着と頑張ってくれました。

 

☆ベルプラージュ(1/4 尾形充厩舎)

 4日の中山競馬ではまずまずのスタートで最初の行きっぷりも悪くなく中団を追走。直線で差してきたかったが伸びはひと息で12着。「前回の新潟で走った時は結果的に疲れが溜まっていたのか行きっぷりがもうひとつだったのですが、今日は悪くないスタートからまずまずスムーズに追走することができていましたね。その道中の走りからもリフレッシュしたことがいい方に出ているなとは感じましたが、余裕が残っていたこともあってか終いにかけてはちょっときつくなりましたね。前走に引き続きいい結果を出せずに申し訳ありませんが、それでも今回は一度使って状態が上向いてくれるなと思える状態でしたから、次はまた違った走りをお見せできるはずです」(勝浦騎手)ソフトな仕上げで臨んだ今回でしたが前走と違いフレッシュさは見られて雰囲気自体は悪くなかったように思います。しかし、レースでの走りっぷりは久々の影響も感じたということでした。過去に骨折した馬でもありますし、硬くなりやすい冬場にやり過ぎないようにして臨んだこともあったので結果的に重たかったのかもしれませんが、前走とは敗因も異なるので今回の経験を今後に活かしていければと思います。このあとについてはレース後のダメージ具合を見ながら判断していきます。※キャロットクラブ様より許可を頂いて転載しています。

久々の復帰戦は+12キロで登場。

成長分も含んでいるのでしょうが、ちょっと余裕もありましたかね?

レースはスタートは良かったものの、道中はジリジリとポジションが悪くなってしまいました。

直線もそのまま伸びずに12着という結果でした。

う~ん、なんか積極性を感じない騎乗でしたね。

仕上がり具合を見ても、なぜこのレースを選択したのかも疑問です。

いろんな意味でもったいないレースでした。

元々一度使ってからのつもりだったのかもしれません。

ダメージが無ければ続戦して、次のレースで頑張って欲しいですね。

 

☆ウインオベロン(1/5 宮本厩舎)

 D.バルジュー騎手 素直な気性で、乗り手の指示をよく聞いてくれる馬ですね。中団からのレースになりましたが、道中はスムーズでしたし、最後まで諦めずによく走ってくれました。いいレース内容だったと思いますし、今日の経験はきっと今後に生きてくるはずです。
 宮本調教師 テンから飛ばすよりも今日のように前半はある程度マイペースで運んで、しまいにお釣りを残す形のほうがこの馬には合うのかもしれませんね。今日はある程度メンバーが揃っていましたが、その中でそこまで差のない7着でしたし、これまでのレース振りを思えば内容はむしろ良かったと思います。これなら次は掲示板ぐらいに来ても不思議ありませんね。優先出走権こそ逃しましたが、この条件なら節を空けなくても出走できますし、この後も厩舎に置いたまま次走を目指していきます。
 片山駿の目 この中間も追い切りの動きは地味で大きな変化は感じられませんでしたが、レース当日の今日、馬場に馬を放した後の厩務員さんが顔を汗でびっしょりにして「今日は前走よりも元気がいい」と話していましたし、返し馬の走りからも活気が感じられたのは良い変化でした。速い脚がないだけに、ラストの伸び脚はじりじりとしたものでしたが、腕っぷしの強いバルジュー騎手とは手が合っていたように思いますし、今日はここ数戦の中で一番中身のある競馬だった思います。次走は再びダート1800m戦に向かう予定ですが、できればバルジュー騎手とのコンビ継続でさらなる前進を狙いたいところです。※ウインレーシングクラブ様より許可を頂いて転載しています。

今日はスタートもまずまずで中団に付けることができました。

道中でもバルジュー騎手が気を抜かせないように注意してくれていました。

結果は7着でしたが、今日はレースに参加できていましたね。

できればもう少し前に付けて、粘り込みを図って欲しいのですが・・・。

まあそれは展開次第の部分もあるので仕方ありませんね。

今日の内容はまずまずだったので、できればバルジュー騎手に続けて乗って欲しいです。

次はもう一歩前進して掲示板に載るのを目標にしましょう。

 

☆ウインベントゥーラ(1/5 宮厩舎)

 松山弘平騎手 前々で、勝負所では自分から動ける位置を取りたかったので、ゲートからある程度出していったのですが、あれ以上出していくとフットワークがバラバラになりそうな感じがしたので、あのポジションで位置を落ち着かせました。調教で乗せていただいた時にも感じたことですが、やはりトモのフットワークには少しだけ違和感がありますね。ただ、この先の成長とともに解消してくるものでもあると思います。直線は行き場がなく、少し追い出しを待たされる場面もありましたが、進路が開けてからはしっかりと脚を使ってくれました。今日でも外枠で自分から動けるポジションで直線を迎えていれば結果は違ったかもしれませんし、勝たせることができず申し訳ありませんでした。
 宮調教師 これまでの調教で走る馬だということは分かっていましたが、芝の返し馬を見て、それが確信に変わりましたね。いいキャンターをしていましたし、実戦では追い出しを待たされての2着ですから、上々と言っていいデビュー戦だったと思います。このレース振りならすぐに勝てそうですし、あとは体質の弱さが残る馬ですから、レース後の反動がないことを祈るだけです。馬体に問題がないようであれば、次走の優先出走権があるうちに続戦する予定です。
 片山駿の目 育成時代から体質の弱さを抱えていたベントゥーラですが、トレセンへ入ってからのハード調教も無事にこなし、順調に初戦を迎えることができました。パドックを見ていてもトモの歩様には少しぎこちなさが感じられましたが、返し馬の走りは良かったですし、実戦はラストで鋭い脚を使って2着に突っ込む好内容で、見所十分だったと思います。レース後、脱鞍を終えて、引き揚げていこうとした際に思い切り躓く場面があったように、まだ体がしっかりしていないところがありますし、まずはレース後反動が出ないことを願いたいところです。宮調教師も話すように、まともならすぐに未勝利は突破できる器でしょう。※ウインレーシングクラブ様より許可を頂いて転載しています。

心配されたスタートも無難に決めて、先団に取り付けられました。

そして道中は枠順を生かしてラチ沿いで脚を溜めることができました。

惜しむらくは直線で窮屈になって追い出しが遅れたことですかね。

前が開いてからは差を詰めていたので脚は残っていたのでしょう。

Lyphardのクロス持ちのディープ産駒は一瞬の切れというよりも長く良い脚を使うタイプだと思います。

アヴニールマルシェもそうですからね。

そういった意味では外に出すチャンスが無かったのが痛かったです。

それでも今までの過程を考えると十分過ぎるデビュー戦だったと思います。

優先出走権も取れたので最大限間隔を取って次走に向かって欲しいです。

まだ体質は強くなさそうなので、レース後の反動が出ない事だけを祈りますね。