Qui va loin ménage sa monture.

一口馬主の愛馬の話題を中心に、日々のよしなしごとを書き連ねています。

兄弟ともに振るわず・・・

セルバンテス、ホワイトフリートともに残念な結果でした。

 

セルバンテス(12/7 久保田厩舎)

 7日の中山競馬ではスタートからそこまで速くはなく後方からの競馬になる。直線勝負になり、大外から一瞬伸び脚は見せたが最後は脚色が同じになり9着。「前回は危うさを全面に見せていましたが一回使った分レース以外の部分では間違いなく良くなっていたと思います。落ち着いて臨めていたし、危なっかしさはそこまで見せませんでしたからね。それでレースはと言うと、トモが踏ん張りきれずいい走りではなくなっていました。直線へ向かうときには下がってしまうんじゃないかと心配したほどでした。追ってからいくらか伸びてきたものの上に反っていくような格好になり持続できていません。力はあるはずなのでパンとしてきてくれればと思います。楽しみな馬なのですが、いい結果にならずに申し訳ありません」(横山典騎手)「前走から体は減ってしまっていましたが、牧場から帰ってきた時からそこまでたっぷり余裕のある体つきではなかったですし、前回も脂がのっているような体つきでもあったように思います。体が減らないに越したことはないのでしょうが、この数字がすごく悪いものというわけではなく、この馬の現状からは致し方ない数字なのかなと思えました。今回集中力を保てるようにシャドーロールもプラスし、メンコも考え通り着用して臨むようにしました。競馬場に着いてからも装鞍のときもパドックでもおとなしくできていましたから、あとは人が跨ってからどうなるかがポイントと思っていましたが大丈夫。前回と違って地下馬道でノリちゃんを乗せる形になりましたが背にしても大丈夫だったし、馬場入りしてからも馬の向きを変えても大丈夫。返し馬に行ってからも変なことはしませんでした。レースへ臨むにあたって大きな進展があったと見ていました。レースについては終い勝負で、追われた時に悪くなかったものの持続できずに脚色が鈍りましたね。しっかりしていないポイントとして捉えてケアはしてきていましたが、背腰、トモの弱さが出てしまっていて踏ん張り切れないような格好で走っていました。力はあるのだろうけれど、それがまだ発揮できるほどの体になりきれていないような状況ですから、長い目で見ていかなければいけないのだと思います。歯がゆいですがいかにもこの血統という感じですし、焦らずに接していきたいと思います」(久保田師)前回は初めての競馬ということもあってパドックで鞍上を背にした瞬間から良くないスイッチが入ってしまい舞い上がったような形になりましたが、今回は経験を吸収してくれたようで落ち着いて臨めていました。しかし、レースはというと肉体的なウィークポイントが出てしまったような走りで力を発揮することができませんでした。良くも悪くもこの兄弟らしいところがある馬なだけに長い目で見なければいけないということなのでしょう。残念ではありますが、出馬状況的にすぐの出走を望むことも難しいでしょうし、成長させられるように次走は間を空けて臨むことになると思います。※キャロットクラブ様より許可を頂いて転載しています。

着順は前回より悪いですが、内容は前回より良かったと思います。

パドックでも落ち着いていましたし、レース振りも安定したように見えました。

最後の直線でも外からまずまずの脚を見せてくれました。

ラスト3ハロンはメンバー最速と能力の片鱗は見せてくれたと思います。

まあコメントにあるように、まだまだ体が出来上がってないのでしょうね。

晩成血統ですし、さらに遅生まれですし、時間をかけて成長を促して欲しいです。

来年以降に期待ですね。

 

☆ホワイトフリート(12/7 久保田厩舎)

 7日の中山競馬では縦長の展開を中団の内々を立ち回りながら直線へ向く。前が空くとじりじりと伸びているが前を捕えるほどではなく6着。「申し訳ありません。この馬の特徴を掴みきれず活かしきることもできませんでした。ハミをくわえて来るところがあるとのことでしたので、気を付けて臨みました。距離も長いですし、道中はハミをかけないようにしたんです。それでリズム良くは運べていたし、あの流れだったので引っ掛かることもありませんでした。手応えは良かったので仕掛けて動けると感じたのですが、前が開いてから思うほどの脚を使えませんでした。流れを考えると大胆すぎる競馬だと止まるかもしれないし、うまく捌けば来れると思ったのですが…。1800mくらいなら違う形もいいでしょうが、今日のようなレースなら前半じっくり行って、終いはエンジンをふかしたら止めないように外目を回す形がいいのだと思います」(北村宏騎手)「使ってきていますがうまく調整できていい意味で変わりない状態で今回もレースへ臨めたと思います。あとはどう流れに乗って良さを活かせるかでした。折り合いはうまく取れていたし、いい形で競馬はできていたんですけれどね。進路がまったくなくなったりしているわけではないのですが、アクセルを踏み遅れてしまった感があるのは否めませんね。普段はそこまで乗り難しいタイプではないのですが、レースとなると掴み切れないところもあるのでしょうか。前々回、前回、そして今回と悔しい思いが続いてしまい残念ですし、申し訳ない気持ちでいっぱいです。さすがにしっかり使ってきたのでそろそろリフレッシュも必要かなと思っていますから基本的には放牧の考えを持っていますが、まずはレース後の状態をよく見てから判断していきたいと考えています」(久保田師)3度目の正直の気持ちで臨んだ今回でしたが、勝負どころでいくらか窮屈な格好になり、瞬発力勝負になって劣勢となってしまいました。結果は思うようにはいきませんでしたが、スムーズならば上位争いも可能ということは改めてわかりましたし、次走でなんとかいい競馬を見せてほしいと思います。最終的には状態を確認したうえで決めていきますが、今のところはここで一度放牧に出してリフレッシュさせることを考えています。※キャロットクラブ様より許可を頂いて転載しています。

今年のレースの中では一番良い内容だったと思います。

でも正直乗り方一つでもう少し上の着順には来れたんじゃないですかね。

初めての騎乗ですし距離も長かったので難しい部分もあったと思いますが・・・。

先月から詰めて使ってきたので、ここで一息入れるようです。

上のお兄さん達は四歳になって力を付け始めました。

フリートも来年は飛躍の年にして欲しいです。