キャロットの募集馬を考える
先日キャロットのカタログも届き、早速今日から募集が開始されました。
今年は×1なので人気種牡馬産駒が取れるかもしれませんし、じっくり検討する必要があります。
せっかくなら今回はバットを長く持って一発長打を狙いたいですからね。
暇を見つけてはカタログと睨めっこしてますが、まあこの時間が楽しいんですよね(笑)
パッと見で一番よく見えるのはトゥザヴィクトリーの14ですが、お値段的にちょっと厳しいです…。
それ以外の馬から気になる数頭をピックアップしてみましょうかね。
☆フラニーフロイドの14
父ディープインパクト。母は米G1勝ち馬。
母父のFreudは見慣れない種牡馬ですがStorm Catの子供。
というわけで相性の良いディープ×Storm Cat系となります。
母にはSecretariatの3×4のクロスがありますね。
これにディープが加わるとSir Gaylord≒Secretariatの相似クロスも発生します。
母方にBlushing Groomが入るパターンも成功例が多くあります。
馬体は2月生まれにしてはちょっと小さめですかね。
体高も低めなので、これから背が伸びればまだ大きくなるかもしれませんが。
☆レーヴディマンの14
母自身にSir Gaylordのクロスがあり、さらにディープとの間にもクロスが発生します。
母方はナスキロの塊のような血で、相当柔らかそうな印象。
ディープとの配合だと柔らかすぎるような心配もあります。
でも良血ですから、そんなの関係ないかもしれませんが。
5月生まれなので仕方ない部分もありますが、それにしても体が小さいですね。
ディープ産駒は大きい方が走る傾向があるので、あまりに小さ過ぎると敬遠してしまいます。
☆ジンジャーパンチの14
父ディープインパクト。母は米G1勝ち馬で、姉は言わずと知れたルージュバック。
この仔の上も父ディープの全兄で募集価格は7000万円。
今年は牝馬で6000万ですから、ちょっと割高感がありますね。
母系の血統的にはディープと相性の良さそうな血はあまりありません。
Nureyevでも入ってれば良かったんですけどね。
馬体も牝馬とは言え現時点で400キロに満たない状況で、ちょっと気になります。
☆ヒストリックスターの14
父がディープからステイゴールドに変わってどうかが最大のポイントですね。
全姉に同じクラブのリュラがいるので参考になると思いますが。
血統的にはステイゴールド産駒に必須とも言うべきNorthern Dancerの血は抑えています。
そもそも名牝ベガの孫ですし、活力は旺盛な系統のはずです。
馬体は現時点で小さめですが、ステイゴールドの産駒は小さくても走りますからね。
あとは牝馬ということで、気性がどうなのか・・・。
その他では重賞勝ち馬の下となるリッチダンサーの14やシンハリーズの14も気になりますね。
一番気にしなければいけないのは票読みかもしれませんが・・・。