Qui va loin ménage sa monture.

一口馬主の愛馬の話題を中心に、日々のよしなしごとを書き連ねています。

オベロン引退 ローブデソワは内枠が仇に・・・

☆ウインオベロン(4/4 宮本厩舎)

 熊沢重文騎手 うーん、何と伝えればよいのでしょう。体にぎゅっと力が入り切らない感じで、スピードを出すためのパワーが不足している印象を受けました。ある程度前目の位置で流れに乗れればとイメージを膨らませていたのですが、いざスタートから押して出していくと体が伸び切ってしまうようなフットワークになり、余計に進んでいかないのです。さらに1、2コーナーは、前を走るシゲルホウネンサイが内一頭分ぐらい中途半端に間を空けて回るものですから、その分外に振られる格好になってしまいました。3、4コーナーでも同じような格好で余計に外を回されてしまいましたし、結果論ですが、道中のペースはそんなに速くなかったですから、あれなら向正面あたりで早めに自ら動いていったほうがロスの少ない競馬ができたかもしれません。申し訳ありません。

 宮本調教師 内々でロスなく立ち回れた前走とは対照的に、今日は道中ずっと外々を回されてしまいましたからね。時計的にも1分53秒台の決着となると現状では厳しいですし、好走するには色々と注文が付いてしまうタイプ。結果を残せず申し訳ありませんでした。

 片山駿の目 内枠で二の脚が利きいいポジションを取れた前走ですが、今日は外目の枠で二の脚もひと息でしたから、前半から苦しい位置での競馬を強いられてしまいました。さらにはずっと上位人気馬をマークするような恰好で距離ロスも多かったですし、今日のような力比べの真っ向勝負では早々に苦しくなってしまったのも仕方がありません。馬体面の良化など、今後の伸びシロも否定はできませんが、現状では展開面など恵まれても勝ち負け争いまで加わることはできていませんし、出資会員の皆様には大変申し訳ありませんが、週明けには登録抹消の方向で手続きを進めさせていただきます。※ウインレーシングクラブ様より許可を頂いて転載しています。

先週のレースも3コーナー手前で手応えが怪しくなり、前とは離された10着。

デビューから9戦しましたが、最後までレース振りに進境は見られませんでした。

残念ですが、ここで引退という判断は仕方が無いですね。

デビュー前はBRFの坂路で良い動きをしていたはずですが、レースではそれを感じられないままでした。

やはりデビュー前の情報に踊らされず、自分で気に入った血統・馬体の馬に出資するべきですね。

う~ん、いろんな意味で勉強になった馬でした。

なにはともあれ、お疲れさまでした!

 

☆ローブデソワ(4/4 今野厩舎)

 押して前を窺いましたが、他馬が速かったこともあり、道中は3・4番手を追走、インのポケットでレースを進め、直線では最内を突いて抜け出してきましたが、後続の決め手が上回り、7着でゴールしています。

 福永祐一騎手「これまでは楽な展開で勝ち上がってきたこともあって、今回の様に前を追い掛ける形になるとモタついて本来の走りが出来ませんでした。それでも大きく負けていないし、枠と展開次第では結果も変わってくると思います」

 今野貞一調教師「パドックから返し馬までしっかりオンオフの切り替えが出来ていましたし、除外の影響は全く感じませんでした。最内枠だったので砂を被ってどうなるか心配でしたが、福永騎手が前の馬から少し間隔を取って追走してくれたので、自分のリズムで競馬をすることが出来ました。出来るだけ揉まれない様に競馬をしてほしいと指示を出していましたが、嫌気を差すことなく位置取りは良かったと思います。ただ、前の馬がかなりのペースで引っ張っていたこともあって、好位で競馬をしていた馬には厳しい展開になってしまいました。最後の直線も窮屈ながら最内を上手く突いてくれましたし、条件が悪い中、ベストな騎乗をしてくれたと思います。どこかで外に出せれば一番良かったと思いますが、外に出すことも出来ませんでしたし、最内を突くしかなかったので、馬自身もかなりストレスの掛かる競馬になってしまったと思います。このまま使って行くよりは、一旦放牧に出してリフレッシュさせる方が良いと思うので、今週中にノーザンファームしがらきに放牧に出そうと思います。次走は牧場での状態の経過を見て検討したいと思います。※シルクホースクラブ様より許可を頂いて転載しています。

レース前に懸念していた通り、内枠が裏目に出てしまいましたね。

砂を被っても問題は無さそうでしたが、なんか窮屈そうな走りになっていました。

フットワークの大きな馬なので、やはり外目をのびのび走らせてあげたかったです。

それでも一瞬内から伸びましたし、力のあるところは見せてくれました。

ただ勝ったコーリンベリーは強かったですね。

ハイペースのスピード勝負はどうやら苦手のようです。

今回は除外で間隔が空いて、調整が難しい中でレースを迎えました。

一度リフレッシュのようなので、立て直してまた頑張って欲しいです。